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2025.10.01 コラム, ニュース

歯の痛みはなぜ強い?脳と歯髄の関係と虫歯の痛みのメカニズムを解説

歯の痛みはなぜ強い?脳と歯髄の関係と虫歯の痛みのメカニズムを解説

「虫歯で歯がズキズキ痛むのはなぜ?」と感じたことはありませんか。
その答えには歯髄(しずい)との密接な関係が深く関わっています。ここでは歯の痛みの仕組みをわかりやすく解説します。

歯髄とは?歯の「心臓部」

歯髄とは、歯の中心にある神経と血管の集まりのこと。歯に感覚を与え、温度や圧力、痛みを感じる大切な組織です。
まさに「歯の心臓部」ともいえる存在です。

歯髄と脳をつなぐ三叉神経

歯髄にある神経は三叉神経を通じて脳と直結しています。
三叉神経は顔の感覚を脳に伝える大切なルートで、特に歯の痛みを伝える経路として有名です。
虫歯などで歯髄が刺激されると、その信号が脳に届き「痛い!」と認識されるのです。

なぜ歯の痛みは強く感じるのか

歯髄は非常に敏感で、しかも硬い歯に囲まれているため炎症が起きると逃げ場がなく、内圧が高まります。
その結果、強い痛みとなって脳に伝わり、他の部位の痛みよりも強烈に感じることがあるのです。

歯の痛みと脳の勘違い(関連痛)

実は脳は痛みの場所を誤認することがあります。
例えば上の奥歯の痛みが、こめかみや目の奥の痛みとして感じられることがあるのです。
これは三叉神経が顔全体をカバーしているためで、痛みの信号が関連痛として広がることが原因です。

まとめ:歯の痛みは早めに歯科医院で相談を

歯の痛みは単なる歯のトラブルではなく、脳と神経が関わる全身の反応です。
「冷たいものがしみる」「奥歯が重だるい」といった小さなサインも、脳が「異常」をキャッチしている証拠かもしれません。

歯髄炎や虫歯は放置すると悪化しやすいため、歯科医院での定期検診や早めの受診がとても重要です。
当院では歯の神経の状態を丁寧に診断し、必要に応じた神経治療をご提案しています。お気軽にご相談ください。


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