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子どもの受け口矯正は何歳から始める?ムーシールドの小児矯正
ご自身の子どもが受け口だと『将来歯並びが悪くなるのかな?』と心配になるお母さんやお父さんがおられるかもしれません。自然に治ることを期待されるかもしれませんが、残念ながら受け口になっている子どもの8割は自然には治りません。しかし、気を落とすことはありません。今は、「ムーシールド」という受け口を改善する矯正装置をで治すことが出来ます。ぜひ、子どものお口の環境を整える一つのツールとしてご参考下さい。
受け口の矯正は何歳から?
それでは、ムーシールドで治療をするとして、いったい何歳から始めるのが良いのでしょうか。これまでの歯科医療では、小さな子どもに使用する矯正装置がなかったため、7歳~8歳に治療を開始するのが一般的でしたが、今ではムーシールドがある事によって3歳以上であれば矯正治療を受けて頂くことができます。しかし、その子どもがいつから矯正治療を開始するかは状況によって判断する必要があると考えています。
程度が軽い場合は前歯が生え変わってから治療を開始する
冒頭で受け口の子どもの8割は自然に治りませんと言いましたが、2割程は前歯が生え変わったタイミングで自然治癒することがあります。そのため、程度が軽い受け口であれば不要な治療は避け、しばらく様子を見ることが適切です。
乳歯の時期に早期治療をする
早期に治療を開始することが望ましいケースは、端的に言えば、「自然治癒が難しそうで乳歯時期の治療で治りそう」な場合です。ここで一つ注意なのが、乳歯の矯正治療が永久歯の歯並びを保証するものではないという事です。そのため治療前にリスクも含めてキチンとご説明はさせて頂きますが、乳歯の時期に矯正治療を開始するのは、このタイミングでの治療で成功すると確信が持てる場合になります。
これらの状況を考えると、永久歯の生える前段階である5歳くらいには、どのような治療方針でいくかの相談も含めて一度ご来院いただくのが良いのではないでしょうか。ぜひ子どもの歯並びを整える参考にしてみて下さい。
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