目指せ!潤うお口

 

潤うお口は虫歯の発生を抑制します。食べ物を食べると口の中は酸性に傾くのですが、虫歯は酸性の状態でどんどん進行していきます。しかし、だ液はこれを中性へと戻してくれるため、虫歯の発生を抑えることが出来るのです。潤うお口を手に入れるため、ぜひ次のような事を意識してみて下さい。

 

よく噛んで食べる

食べ物は噛めば噛むほどだ液が分泌されます。早食いせず、しっかりと良く噛んで食事をする事がとても大切です。噛む回数を意識しないとすぐに飲み込んでしまうので、『〇回噛む!』という意思を持って食事をしてみましょう。

 

キシリトールガムを噛む

唾液は何もしていないときにも分泌されていますが、噛むことによる刺激で唾液腺や自律神経も刺激され、よりたくさんの唾液が分泌されます。お口が乾いているときは食べにくいと思いますが、飲み物で流し込んだりせずに、いつもよりよく噛んで食べるよう気をつけましょう。

 

規則正しい生活

唾液分泌の指令を出す自律神経のバランスを整えることは、唾液量アップに効果的です。

自律神経は交感神経と副交感神経が交互にはたらいてバランスを保っています。しかし睡眠時間や食事の時間がが不規則になると、負荷がかかってバランスが乱れます。毎日の起床、就寝、食事をなるべく同じ時間にそろえ、規則正しい生活を心がけましょう。

 

加湿器をつける

お部屋が乾燥していると、もちろん口の中も乾きやすくなってしまいます。適度な湿度を保って過ごすように心がけましょう。

 

マスクをして寝る

少なくなっている唾液を少しでも蒸発させないための環境づくりも大切です。部屋の湿度を上げて空気の乾燥を防いだり、口を開ける時間を少なくしたりすることで、唾液の蒸発を防ぎましょう。アレルギー性鼻炎などの鼻の病気などで寝ている間に口呼吸してしまう方は、マスクをして寝ることも1つの手です。

 

コーヒー・紅茶は控えめに

カフェインの入った飲み物やアルコールには利尿作用があります。尿によって体の水分が減ると、唾液の材料である血液も減り、つくられる唾液の量も減ります。コーヒー・紅茶のほかに緑茶や栄養ドリンク、コーラなどにもカフェインは入っています。お好きなものでもちょっと我慢。いつもより控えめを心がけましょう。

 

唾液が少ないときは、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

おうちでできることにプラスして、歯科医院で定期的にチェックすることも大切です。

 

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