迷信と真実、歯周病治療の疑問に答える

10月27日(日)に当院の歯科衛生士が日本臨床歯科医学会の衛生士オープンセミナーに参加しました。今回は小牧先生による『迷信と真実、歯周病治療の疑問に答える』です。

炎症がひどい場合のEPPでの検査は歯ぐきへの痛みが伴います。そのため、検査を受ける側も痛みで肩に力が入って、できれば受けたくない検査です。しかし、そうは言っても患者さまの最初の状態は知っておかなければなりません。治療を始める前の精密検査はそれほど重要です。

また、歯周の健康状態を維持するためには患者さま自身でのセルフケアがとても大切ですが、そのためには患者さまのモチベーションを上げていかなければなりません。モチベーションを上げるためには否定をせず肯定をすることです。しかし、肯定の言葉だけで歯磨きをしてもらうよう促すことは大変難しくなります。そこでもっとも効果的な方法が気付いてもらうことです。指摘はせず、自分で発見した、気付いたものはモチベーションも自然と上がります。

他にも様々な学びを教えていただきました。これからも研鑽を続け、患者さまの歯周病治療に生かせるよう頑張っていきたいと思います。

歯周病勉強会の集合写真

カテゴリー名:歯周病

関連記事はこちら

コラム一覧に戻る