1月24日(金)の診療後に歯科医師と歯科技工士の勉強会であるNHKBに参加しました。今回は当院からの発表はありませんでしたが、「IOSによるインレー作成」「変色支台歯に対しての製作方法」「審美不良を主訴とした欠損歯列の改善」についての講演を聞きました。
IOSとは口腔内をデジタルでスキャンする技術です。これまでは歯の詰め物を作成しようと思うと、歯型を取るためにスライム状のようなものを歯に押し付ける必要がありましたが、その際、喉にそれが流れ込んでくると大変不快に感じるものでした。一方でIOSは小型カメラを歯の周りに沿わせることで歯型を取得できます。そのため、患者さまの負担も大きく軽減することが可能になりました。
しかし、一方でIOSはまだ新しい技術のため、これまでの歯型の取得方法と比べてもまだ精度的に劣っているのが現状です。患者さまにとって楽に歯型が取れると言っても完成品のクオリティが下がってしまっては元も子もないので、これからの技術進歩に大変期待です!
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