NHK勉強会に参加し『ガミースマイル治療』について講演を聞きました

11月27日(水)の診療後に歯科医師と歯科衛生士がNHK例会の勉強会に参加しました。今回は「ガミースマイル治療」の講演を中心にお話しを聞かせて頂きました。

発表の様子

ガミースマイルは笑った時に歯ぐきが多く見えてしまうことです。ガミースマイルを個性として全面に打ち出す人もいますが、一般的には審美的ではなく笑顔になるのをためらう方もいらっしゃいます。

治療法ですが原因によって何通りかの方法があるため、まずは状況を把握するための診査・診断が大切です。1つめの治療法が歯の大きさは平均的にも関わらず歯ぐきの中に歯が多く埋まっている場合です。このパターンは歯ぐきを切除し歯の露出面積を多くし、歯ぐきの面積を小さくすることでガミースマイルの改善を図ります。これを歯肉(歯ぐき)切除といいます。

次に歯の露出面積は通常で、上唇が上がりすぎるパターンです。この場合は上唇の裏側を切除して縫合することで、上唇を上がりにくくします。この治療法を粘膜切除といいます。歯肉(歯ぐき)切除、又は粘膜切除であまり改善が見られない場合にはこれらを併用することもあります。

他には「DICOMの基本知識と応用方法」「前歯部審美修復」等の講演も聞かせていただき、とても勉強になった1日でした。この学びをこれからの診療にしっかりと活かしていきたいと思います。

 

メモを取りながら講演を熱心に聞く西條先生。

勉強会の様子

気になるスライドを写真に撮って記録に残している荒垣先生。

勉強会の様子

 

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カテゴリー名:学会・セミナー参加報告, 歯科のスタディグループNHK

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