歯の神経を残すには虫歯の初期治療が重要です

歯の外側には人間の組織で一番硬いエナメル質で覆われています。その内側には象牙質があり、さらにその内側に歯の神経である「歯髄」があります。虫歯がひどくなると歯髄が汚染されてしまい、取り除く必要があります。

 

歯髄を取り除くということは

歯髄(神経)を取り除くということは歯が死んでしまうことを意味しています。歯髄を取っても歯を抜かずに治療をすることはできますが、歯髄がなくなると虫歯になっても気付かなくなるため、抜歯になりインプラント治療が必要になるかもしれません。また噛む力は歯根膜という組織が力を感知して調節しているのですが、歯髄がないことで力の感知が鈍くなり約2倍の負荷がかかるようになるとも言われています。噛む力が大きくなると歯が破折する危険が高まることにつながるため、可能な限り歯髄を残す治療を心掛けましょう。

 

歯髄を失わないために

歯髄を失わないためには虫歯の早期発見・早期治療が大切です。早く虫歯を発見できれば、歯髄を失わずにすみます。またMTAという薬剤を使った歯髄温存療法もおこなっているため、MTAも使った歯髄を残す治療を多くの患者さまにお勧めしています。

カツベ歯科クリニック

 

☆その他、カツベ歯科クリニックのつぶやきはこちら☆

1.銀歯で天然の歯が傷ついているかもしれません

2.お酒(アルコール)で虫歯菌は死にません

3.キシリトールガムは虫歯予防に効果があるか?

4.前歯を審美的に治療をした症例について講演をしました

5.上下の歯がいつもさわっていたら危険です

 



~歯科界を牽引する高度な技術・生涯を見据えた良質な歯科医療~
梅田カツベ歯科クリニック 梅田(東梅田・北新地)インプラント治療

大阪駅|梅田駅で最新のインプラント治療
大阪駅|梅田駅で重度歯周病を治す

カテゴリー名:日々のつぶやき

関連記事はこちら

コラム一覧に戻る