ハンドピースの減菌対策

ハンドピースは使い回されている!?

先日、テレビや読売新聞の記事でも紹介されておりましたが、

2017年の調査によると約半数の歯科医療機関が

使用済みのハンドピースを滅菌せずに使い回しをしているとのことです。

ハンドピースは治療時に口の中に入れるため、

血液やだ液が付着する可能性も高く、

もし付着している状態で使い回しをしていると

ウイルスや細菌の感染原因にもなります。

 

カツベ歯科クリニックの滅菌対策について

国内最高水準の滅菌機器

治療で使用した医療機器は洗浄~滅菌を細部まで丁寧に行う必要があります。

患者さまに安心して治療を受けていただける歯科医療を実現するため、

当院で採用している滅菌システムは総合病院と同じレベルの機器を使用し、

また徹底した管理もおこなっています。

 

ミーレジェットウォッシャー(器具除染用洗浄器)

まず洗浄ではミーレジェットウォッシャーを用いて、

従来の洗浄機や手洗いでは難しかった複雑な構造を持った医療機器も

付着した汚れを細部まで徹底的に落とします。

またミーレにはVario-TDというシステムが搭載されており、

血液やだ液といったタンパク質が凝固しない55℃の温水で

効果的に洗浄をおこなった後、93℃で除菌します。

(55℃で洗浄後、93℃で除菌をする流れは国際規格(ISO15883)に準拠しています)

この洗浄機は大変高価なもののため、

全国の歯科医院への普及率は2017年現在で10%と言われています。

 

オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)

当院ではオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)を5つ使用し、

ウイルスや細菌等を滅菌していますが、その中でもヨーロッパで最高ランクと

いわれるクラスBの滅菌器「LISA」を採用しています。

 

滅菌器はヨーロッパ基準において、次の3つのカテゴリに分けられます。

◎クラスN・・・包装されていない器具の滅菌のみに使用することができる。
          滅菌後は保管せずに使用しなければならない。

◎クラスS・・・クラスNで滅菌可能な器具に加えて、滅菌器のメーカーが
          指定した特定の器具の滅菌に使用することができる。

◎クラスB・・・ヨーロッパ最高基準の規格に準拠した滅菌サイクルで、
          全ての種類の器具を滅菌することができる。

 

ニュースで報じられているハンドピースの滅菌は

この中でもクラスBでおこなう必要がありますが、

この機器の普及率も高価なため2~3%程度と言われています。

 

全ての患者様へ滅菌済みの医療器具を使うために

滅菌をおこうためには1回あたり30分程の時間が必要です。

そのため全ての患者さまに滅菌済みの医療器具を使用するためには、

数に余裕を持った器具を用意しておく必要があります。

しかし、ハンドピース1本あたりの価格が高く、

また滅菌のため高熱や圧力をかけると故障の原因にもなることが

多くの歯科医療機関で滅菌対策できていない要因にもなっています。

 

その他器具もしっかり滅菌します

当然ですがハンドピース以外の医療器具もしっかりと滅菌します。

いつも「自分がもし患者さまの立場なら・・」を考え、

診療技術はもちろんのこと、

衛生管理面でも国内トップクラスの水準で作業しております。

  

 

滅菌技師に認定されているスタッフがいます

当院には滅菌技師に認定されているスタッフが3名おります。

滅菌に対する知識も日々進歩しておりますが、

当院ではこれからも滅菌に対する新しい知識を身に付け、

衛生管理を徹底してまいりますので、安心して治療をお受けください。

 

滅菌についてまとめ

滅菌は時間と手間と費用がとてもかかる作業です。

そのような状況で患者さまの目に直接触れる機会もないため、

全国であまり普及していないのかもしれません。

患者さまに安心して治療を受けていただくには

衛生管理をしっかりしてこそ初めてスタートラインだと思いますので、

これからも高いレベルでの作業を徹底して参りたいと思います。


 
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カテゴリー名:日々のつぶやき